« 1987年8月19日 | トップページ | 佐野量子 "Summer Concert ’87 FANTASTIC"チラシ等 »

2017年8月20日 (日)

1987年8月20日

本日8月20日は、日本青年館で佐野量子女史のコンサートに参加する予定となっている。

しかしその前に、佐野量子専門ミニコミ誌と称している"おれんじ☆てぃー"の読者集会が開催される。"おれんじ☆てぃー"編集人のOM氏からの参加の誘いを受けてた小生は、まずは"おれんじ☆てぃー"の読者集会に参加した。

本日の参加者は10名。以前からの知人は"おれんじ☆てぃー"編集人のOM氏の他、富士のKY氏、"権化"MK氏であったが、顔は見知っているという者も何人か参加していた。

東芝総合研究所の東芝夏祭で会場を探すために行動を共にした者も参加しており、OS氏という名前も伺った。OS氏は都立代々木高校の学園祭に参加したり、成田空港に行ったりもするそうである。
小生が行くことができなかった、7月28日の"笑っていいとも!"も観に行ったとのことであった。

読者集会であるが、OM氏が立てた計画では、まずは都立代々木高校を訪問、その後佐野女史がよく行くという店で昼食を摂りながら歓談ということであったが、よく行く店というが蕎麦屋、パスタ屋とも日曜日定休ということで空いておらず、新宿に移動し、昼食休憩することとなった。

19870820おれんじ☆てぃー読者集会@代々木八幡駅

代々木八幡駅から小田急線に乗車し、新宿駅で下車。
入る店を探したが、日曜日の昼はどこも混んでいる。10人で落ち着けるところということで、結局マクドナルドということになった。

マクドナルドで軽い昼食を終えたが、コンサート開場までは、時間がまだ大分ある。

喫茶店で歓談をすることとなった。
連れていかれた場所は、メトロプロムナードの新宿三丁目駅、B6出口。その横に、魔の巣窟への入口のような、四角い暗闇が口を開けている。
昼間から入るには躊躇するような店であったが、OM氏に連れられ、入店する。

店内は薄暗く、場末のスナックのような感じであった。
しかしここが、日曜日の昼間に大人数で来ても入れる店として重宝がられている、ミニコミ誌関係者の間では有名な"カトレア"という店とのことであった。
空いている席に案内された小生らはソファーに腰をおろした。

"カトレア"では2時間程歓談したであろうか、そろそろ話題もなくなり、時間もあるので、徒歩で日本青年館に移動しようということとなった。

新宿駅からまず代々木駅に向かう。
敢えてなのか、青山街道踏切を渡り、そのままホープ軒方面に向かって歩く。
外苑西通りを渡ると、日本青年館に到着した。

ここで、"おれんじ☆てぃー"の読者集会に参加していなかった知人らと合流。
本日集った者は、"関東一のおっかけ"IH氏、某光学機器メーカーのHK氏とSA氏、横浜のKR氏、みずき野の住人KM氏、名古屋から来たIT氏とK氏、我孫子のMT氏等々である。

席が近くなので否が応でも会場内でいっしょになるのではあるが。

というのも、小生らのチケットは、発売開始日の朝、小生が浅井企画まで行き、8枚まとめて購入したものであり、A-28からA-35までの連番席なのであった。
最も良い席を小生がいただいてもよかったのかもしれないが、席の配分は公平に抽選によって行った。
小生の席はA-29、最も中央寄りのA-28の席は横浜のKR氏の手に渡ることとなった。小生の隣のA-30の席は某光学機器メーカーのHK氏。

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”チケット(表)(150dpi)


日本青年館には、つい先日、オリコン通信読者集会の時にも来たばかりであったが、ホールに入るのは初めてである。
入口でカメラを所持していることを申告し、預かってもらう。

チケット半券と引き換えに渡されたポリ袋の中には、クリアファイルとコンサートパンフレットが入っていた。
パンフレットは、よくあるLPレコードジャケットサイズのものとは異なり、A3版アート紙を二つ折りにしたものとA4版アート紙3枚、いずれも片面カラーグラビア印刷片面単色オフセット印刷したもの、A4版にして10ページ相当のものであった。
それでも、コンサートパンフレットが作成されるとは、事務所もまだ売り出しには力を入れているようではある。

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”パンフレットト(表1-表4)(150dpi)

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”パンフレットト(P2)(150dpi)

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”パンフレットト(P3)(150dpi)

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”パンフレットト(P4)(150dpi)

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”パンフレットト(P5)(150dpi)

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”パンフレットト(P6)(150dpi)

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”パンフレットト(P7)(150dpi)

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”パンフレットト(表2-表3)(150dpi)

19870820佐野量子コンサート“FANTASTIC”クリアファイル(A4)(150dpi)

ホール内に入場。座席を探す。
A-27とA-28の席の間が中央線となるようで、A-29の席は最前列ほぼ中央といえる席であった。
A-28からの連番席だったということは、ファンクラブ優先販売の中でも、最初か2番目に割り当てられたということなのであろう。

最前列中央からの連番席を確保できたことから、逆に、チケットの売れ行きが心配ではあったが、会場を見渡してみると、入りは8割り程度。
昨年コンサートを開催した東京郵便貯金ホールよりも定員が少ない日本青年館ホールということを差し引いても、動員数は昨年よりも多そうで、一安心である。


チケットには6:00PMと記載されていた開演時刻であるが、少々押している模様。
それでも、開場自体が1時間近く遅れた昨年よりは、入場できているだけましである。

場内が暗転し、開演を知らせる。
昨日はふわっとした感じでりラックスしたいた佐野女史でも、緊張しているだろうなと思うと、小生も緊張する。

18時25分開演。

緞帳が上がる。
「ファースト・レター」のインストルメンタルが流れるが、佐野女史はまだ出てこない。
小生の席からはよく見えないが、ステージのセット前に下ろされた紗幕に、佐野女史の子供の頃からデビューまでの写真が映写されているようである。

「風の微粒子~コロン~」が流れだすとともに、白いドレスを纏った佐野女史が、舞台天井から吊り下げられたブランコにのっておりてくる。

ここでMCが入る。

きょうは、八月二十日です、そとはほんとに熱いですね。みんな、夏ばてなんてしてませんか。
しちゃった?。ほんと?。あのね、しちゃった人はじゃあ、どうしよう、納豆、ネギ入りの納豆を食べて、元気をつけてください。

ここで会場内拍手。

わたしもね毎日納豆を食べて、ほんと、元気に、あい変わらず、がんばっています。
えー、これから、しばらくの間は、わたしといっしょに、最後まで、おもいっきり、楽しんでってください。

「教科書のイニシャル」
「世界で一番に嫌いな人」
「蒼いピアニシモ」~ピアノを弾く

「蒼いピアニシモ」では、イントロと間奏部分をピアノで弾くのだが、正直なところ、あまり上手いとは言えない。
「蒼いピアニシモ」の後MCが入る。

「蒼いピアニシモ」でした。
えーと、この曲は、また、去年に引き続き、ピアノの弾き語りで、弾いて、みましたけれど、なんか、すっごい汗で、つるつるすべっちゃって、こまっちゃたんですけど。
えー、去年よりは、なんか、少しは、上達したかな。みんなは、たぶん、気づいてないと思うんですけれども、去年だけね、ちょっとだけ、進歩したところがあるんですよ。
それは、去年は、イントロだけしか弾かなかったんですけど、今年は、間奏も弾きました。

ここで会場内拍手。

全然変わってないんですけれどもね。
えーほんとね、あんまり、うまくないんだけど、ピアノ大好きで、考えてみると、ピアノとの出会いっていうのは、今から15年前、わたしが、3歳だった頃からずっと、習い続けてきているんですよね。
で、たまにね、ピアノを、弾かれた〇〇〇したりするとね、なんかこうピアノが弾きたくて弾きたくてたまらなくなっちゃったり、なんかさみしい気持ちになったり、するときも、あるんですよね。
えー、だからね、たぶん、わたしが、何歳になっても、このピアノとは一生、ともに生きていくんじゃないかなーって、思います。
で、そんな中で、ひとつ、夢があって、わたしが、結婚して、もうね、料理もちゃんとつくれるようになって、家のこともちゃんと安心してできるようになったらね、近所の、小学校2年か3年ぐらいまでのね、子供たちをね、たくさん集めてね、ピアノを教えてあげて、で、年に一度でもいいから、その子供たちといっしょに、ピアノの発表会なんて開けたらいいなーなんて、思ってるんですけど、そのぐらい、ピアノが大好きで、だから、この、ピアノが、ピアノって、わたしにとっては、そばにいてくれなくちゃほんとに困るような、友だちみたいなところもあるんですよね。
はなしは変わって、もう、ちょっと前になるんですけれども、アルバム『MODERATO』みんな聞いてくれました?。

開場から"聞いたー"との声が上がる。

よかったよかった、どうもありがとうございます。えーとね、あのー、いつもレコーディングっていうのはね、一週間ぐらい前に、レコーディング一週間ぐらい前に、録音ができてきて、で、このね詞っていうのはね、わたしはいつも、いちにちかね、ふつか前ぐらいにもらうんですね。でもね、最悪の場合だとね、あのー、レコーディングスタジオで待って、詞を待って、で、来たら、すぐ入っちゃうレコーディングっていう曲も、あるんだけど、このアルバムの場合はね、1か月かね、2か月半くらいかな、前にね、曲も詞も全部もらって、自分でも、納得いく、あのー、アルバムに、なったと、思うんで、えっと、みなさんもたぶん、気に入ってくれてるんじゃないかなって、信じてるんです。

ここで会場内拍手。

どうもありがとうございます。
ここにね、あー、もうねー 、みんな気づいてるかなぁ。ほら、なんかこのへんに、あれっ、カメラだけかな。あのね、ビデオカメラがね、あるんですよ、実は。ちょっと見えないね。あのね、何で、どこ、あっ。

会場内に笑いが起こる。

ごめんね。あのね、そうそう、ビデオカメラ、なぜか知ってる?。実は、このコンサートのね、模様が、ビデオになって、秋に発売になっちゃうんですよ。えーとね、それとついでに。ついでにじゃない、いっしょに、ライブレコードも、発売になるんですこのコンサートの模様がね、秋に全部発売になるんですけれども。
だから、みんなの、もちろんおっきな声も、あったかい拍手も全~部入っちゃうんですよね。
で、いつも、わたしが、ひとりで、レコーディングスタジオで、歌うわけでしょ?。だけど、今日はみんなでなんかここが全部、レコーディングスタジオになっちゃって、みーんないっしょにレコーディングしてるみたいで、なんか、素敵だなーって、思うんですけど。
えー。だから、みなさんも、おっきな、元気な声と、素敵な笑顔で、協力してください。

ここで会場内拍手。

じゃあ。そうだな、みんながね、どのぐらいおっきな声が出るか、わたしもわかんないし、じゃあ、音声さんなんかもわかんないんじゃない?。だから、ちょっと、おっきい声だしてみよっかな?。
じゃあ、いい?。何て言おうか?。えっとねー。何て言おうかな。じゃあねーえ。ヤンマー、マンボー、マーボー、天気予報、にする。
これねえ。すごい好きなんですよね。(笑)だから、じゃあね。知ってる?、その歌、みんな。

会場から"知ってる"の声が上がる。

じゃあね。ヤンボー、マーボー、天気予報、って言える?。
(会場"言える"の声)
よし、じゃあ行きます。せーの。
(会場"ヤンボー、マーボー、天気予報"の声)
言えるじゃーん。(笑)
それじゃあね、じゃあね、合唱しよう、合唱。で、こっちから、こっちがね、ヤンボーね。あっ、ヤンボーでいいんだね。
で、こっちから、こっちがね、マーボー。
で、みんなで、天気予報ね。
せーの。

(会場"ヤンボー、マーボー、天気予報"の声)
すっごーい。

ここで会場内拍手。

じゃあね、なんかね、あのー、わたし、この前、"笑っていいとも!"のね、テレビに出たときにね、それ、その歌を、歌ったんですね。
そしたらね、ヤンボーマーボーそのヤンマーの、あの宣伝部長のね、かたからね、お電話が来てね、宣伝ありがとうございましたまるやまさん。

会場内に笑いが広がる。

じゃあね、あれ、その勢いによって、「止めて片想い(シークレットラブ)」

「止めて片想い(シークレットラブ)」
「危険なテイスト」

「危険なテイスト」でした。

えーと。もう、公開になっているんですけれども、映画、"シャコタン☆ブギ"。えーとですね。みんな、シャコタンて知ってる?。

会場から"知ってる"の声。

(笑)えー。あのねー。じゃあね知らない、今"知ってる"って言わなかった人がいるからね、じゃあね、教えてあげます。
あのね、シャコタンっていうのは、あのー、車高が低いくるまのことシャコタンて言うんです。(笑)
えーとね、あのやっぱり、東京はね都会だから、あんまり走ってないみたいなんだけど、いなかのほうに行くといっぱい走ってるみたいですね。で、わたしもね。そうでもない?。そういうふうにわたしは、聞いたんですけど、それで、あのー、えーとね、そのー、映画のロケは、ほとんど、全部ね、夜のシーンばっかりなんですよね。でー、全部、ロケーション。セットっていうかこースタジオの中も全然なくてね、全部外なんですけど。でね、ロケ現場はねえ、主に、えーと、あっ、ありがとうございます。
話の続きなんですけど、あのねー、それでほとんどね、福井県でロケを、したわけなんです。
で、福井県にわたしも、長く滞在していたんですけれども、そのときね、なんか、すごい不思議なことが、いろいろおきたの。

ベースの演奏始まる。

あのね。ロケもね、順調に進んで、三日目の、夜のことだったんですけど、夜ね、八時ぐらいに、ホテルを出て、わたしたち、ロケ隊が、ロケバスに乗ってね、あのーそのロケ現場が、山の頂上だったわけ、で、そこの頂上に向かって、どんどんどんどん山道を、ロケバスで登ってったんだけど、そこでねー、ロケバスでねぇ行ったところにねぇ、あの、その山道にね、この山道に、あの、トンネルが、たくさんあるんだけど、その中のね、ひとつに、なんかすごく、いやな噂があって、女の人の幽霊が、女の人の幽霊が出るっいう噂が。

会場に突然悲鳴のSEが流れる。

こわいからね、ほんとに。それで、あのー、そんなのでもわたしもほらあんまり、あの、こわいのきらいだし、そんなの信じてなかったんだけれども、でね、行きはね、ほんとになにもなかったのよ。全然なくて無事に現場に着いたんだけども、帰り道、わたしは、あのバスの中で寝ちゃって全然、あのー、気がつかなかったんだけど、運転士さんとか、あと、スタッフうちの何人かの人たちは、そのー、トンネルで女の人を見かけた、って言うのね。
で、次の日、その運転士さんは、すんごい高い熱が出ちゃって、運転できなくなっちゃったわけ。そいで、そのスタッフの人たちも、その晩は、あの、金縛りにあって、うなされたりしたんですよね。
で、そいで、それだけじゃなくて何が起こる、もうひとつねあってね、それは、すんごい崖っぷちがあったの、ほんとすごい、こう、上から見ると、こーは?????がうずまいてるような感じ。すんごい崖っぷちがあったの。
そんでね、そこで、あの、そこにシャコタンを持っていって止めといたんだけれども、サイドブレーキをちゃんっっとかけたはずのシャコタンが、ヒューって動き出しちゃったの。でみんなでワーって止めたんだけど、変だと思わない?だって、ちゃんとブレーキかけたのにさ、ぞれなのになんか走り出しちゃったりして、で、変だなーって思っていたらねー次ぎにねー、女の人がね、崖からチューなんてこんななって、落ちそうになっちゃったり、あと、撮影しますって言うと、雨がザーって振りだしちゃったりその、なんっか気味が悪いなーって思っていて、その現地の人に、一応聞いてみたらね、そしたら、そのー、崖っぷちは、自殺の名所だったりね、して、なんかやだなーなんて、思っていたんだけど、それでね、ほら、ホテルがねーまたすっごい、古~いホテルだったの。なんかね、築50年ぐらい、かなーって思うぐらい、すっごい古くてね、わたしも、こわくてたまらなかったんだけど、そこのホテルにもいやな噂があったの。それはね、水道の蛇口をひねると、真っ赤な血が飛び出るってその、で、わたしねほんっとにね、そんなこと続いてるしね、こわくてドキドキしてたんだけど、やっぱり、お風呂も入りたいでしょ?。だから、勇気を出してね、ジャーってね、ひねってみたの。

これは、錆びた水だった、というオチが容易に予想される展開である。

そしたらね、真っ赤じゃなくてね、黄色かったの、で、キャーっつってね、急いでね、隣の部屋の人にね、すいません、調べてくださいつったら、単なる錆びた水だったの。

会場に"チャンチャン"のSEが流れるとともに、拍手。
やはり、予想通りのオチであった。

ど~お。〇〇〇、涼しくなりました。

会場から"なった"との声。

ほんとに?、良かった。わたしも、暑かったから、みんなも涼しくなればいいなーって思ったとこで、良かった。
えー、そんなことが、あのあったんですけれども、でも、あたしもねー、こわいはなしほんっとにきらいだから、みんなも、今聞いたこと忘れてください。(笑)
えー、そんなことで、さっきも、おはなしした、LPの中で、ちょっぴり、おとなっぽい曲があるんで、聞いてください。

「雨が止むまで」

イントロのがシングルVer.よりも長くなっている。ギター伴奏のみで歌いだし、A-A'-B-B'-Cパートまでギター伴奏のみ、次のAパートから他の楽器が加わった。
このあたり、最前列故ではあるのだが、取材カメラマンが小生の前を行き来するのが幾分わずらわしく感じる。
静かな曲ではシャッター音もかなり気になる。
昨日聞いた話しでは、ビデオが発売されるということなので、そういった撮影も多くなるのは仕方のないところ。気にしないようにするしかない。

引き続き、

「真夜中のブーケ」
「アクエリアス」
間奏部分で佐野女史が一旦退場し、その間にバンドメンバーの紹介。
佐野女史が再度登場すると、衣装が青色ブラウスとピンクストライプバルーンパンツに替わっていた。

「アクエリアス」を1コーラス目から再度歌いはじめる佐野女史。
ここが立ち時、と立ち上がる小生。
最前列8人が立てば、さすがに後ろの者も立たざるをえない。
会場もほぼ総立ちとなった。

しかし、「アクエリアス」を歌い終わると、潮が引くように着席しだす。
オイオイ、一度立ったらすわるなよ、と思う小生なのであったが、本日は佐野女史のコンサート、小生の普通が通用しないこともあろうと、しかたなく席に着く小生。

「キラキラの秋」

もう、いつ会場を総立ちにさせようか、ということばかりに気持ちが行っている小生。
この曲では無理だなという判断である。

「どきどきテレポート」

この曲なら行けるだろう、とういうことで立ち上がる。
佐野女史も、歌詞"I LOVE YOU"で、会場の声を求めたりして乗っている感じである。
引き続き、犬の話しのMC。

「結べないリボン」

引き続き、取材でバリ等に行った時の話しのMC。南十字星も良かったけど、ちいさないっばいの星を見て、何億年もかかってここまで光がとどいているんだなと思うと元気が出てくるとのこと。

「少女がページを閉じる時」

引き続きMC。失恋の話し。

「夏のフィナーレ」

引き続きMC。今、この曲を忘れてて、イントロがかかってやっとわかり慄てたことを話す。続いて、
えー、去年からずっと、あのみんなに、言い続けてきたことなんだけれども、えーと、泳げるようになりたいって、ずっと、あの、言ってたんですけどそしたら、あの、…こいうふうにしたら、泳げるようになるよっていうね、アドバイスとか、こんなふうに、したら、泳ぎかた教室だっけ?、水泳教室、水泳教室に、いけるよとかね、あの、そういう、お手紙ももらったんですけど、ほんとどうもありがとうございました。

ここで会場内拍手。

今は、スキューバーダイビングも、やっているんですけれども、まだね、あのー、ライセンスを取る途中なんで、プールの中に入って、練習しているんです、だから、いつかきっと、海に潜ったら、みなさんに、おみやげばなしを持って、きたいと思いますので、ぜひ楽しみにしててください。

ここで会場内拍手。

それでは、コンサートもラストスパートです。「瞳にピアス」

「瞳にピアス」

"瞳にピアス"の歌詞の部分は、会場内合唱。

「夢からさめない」
「4月のせいかもしれない」

このシングル楽曲3曲は連続演奏であった。
その後、バックバンドが「4月のせいかもしれない」サビ部分を演奏しつつ、アンコール前の締めに入る。

どうもありがとうございました。
どうもありがとう。どうもありがとう。

といいながら佐野女史が退場。
引き続いて、"アンコール"コールが始まる。

しばらく"アンコール"のコールが続いた後、

「羊が空を飛んだ」の演奏が始まった。

佐野女史が登場し、歌いだす。
先程までの衣装から青いブラウスを脱ぎ、バルーンパンツの同じピンクストライプ柄のノースリーブの衣装となった。
元気よく歌っていたように見えた佐野女史だったのだが、2コーラス目Cパートあたりから、感極まったようになり、
泣きそうになるのをこえらて、2コーラス目サビの部分で、
みなさんもいっにょに歌ってください。
会場に呼びかける。

きょうは、みなさん、ここに、来てくださって、ほんとうに、ほんとうに、どうもありがとうございました。
(泣きだしたため、場内歓声)
今の、わたしの、心の中は、みなさんが、ここにきて、喜んでくれたかな、楽しんでくれたかなって、すごく、心配です。
こんな、わたしのために、時間をさいて、ここに、ほんとに来てくださいって、心から、ありがとうって、言います。

場内は歓声につつまれた。

今、わたしができる、みなさんへの、心からの贈り物です、聞いてください。

「贈り物」

スポットライトが当たる佐野女史。
手を延ばせば届くくらいの、すぐそこで歌っているのであるが、スポットライトが当たる場所と、当たらない場所は別世界。
そんなことはわかっていても、衣装が汗で濡れていたり、胸元が隙間が広がってきていたり、涙が鼻水になって流れだしそうになっていたり、そんな姿を見ていると、、この人のために何かしなければいけない、という思いが募る。単純に"抱きしめたい"という気になるのだが、直情的な思いは封印したとしてだ。
しかし、今の小生に何ができるというのか。

どうもありがとうございました。

という言葉を残し、佐野女史は退場していった。

アンコールの声は鳴りやまず、アンコールに答えて再び登場する佐野女史。
そして再度、
「アクエリアス」
を歌う。

今度は元気に。

2度目のアンコールも終わり、退場する佐野女史。

客席が明るくなり、コンサートが終了したことを知らせてくれる。


今の小生に何ができるというのか。
先程の疑問を反芻しながら、会場を後にする。
"オリコン通信"に佐野女史のことを書けば、佐野女史を気にしてくれる人が増えるだろうか。
ほんの少しの人しか集まっていないようなイベント会場に、小生の顔があれば、幾分は心強く思ってくれるだろうか。
それで良いことにしよう、今は。

|

« 1987年8月19日 | トップページ | 佐野量子 "Summer Concert ’87 FANTASTIC"チラシ等 »

コメント

明後日は、量子さんのお誕生日ですね。
おめでとうございます!

投稿: ナマコ | 2017年8月20日 (日) 17時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32456/64912822

この記事へのトラックバック一覧です: 1987年8月20日:

« 1987年8月19日 | トップページ | 佐野量子 "Summer Concert ’87 FANTASTIC"チラシ等 »