2016年10月 3日 (月)

秀美☆らんど 創刊号

今回紹介する品は、ミニコミ誌"秀美☆らんど"の創刊号である。

石川秀美女史の専門ミニコミ誌となる。創刊号であるにもかかわらず、B5番平綴じオフセット印刷24ページ+表1~4)で発行できたのは、編集人が"れいぼー"こと"IDOL JOURNAL"の藤井淳氏だったからこそであろう。

石川女史の専門ミニコミ誌としては既に"秀美通信"が存在しており、差別化を図る意味もあったかのかもしれない。
表2には石川女史からの直筆メッセージも掲載されている。
当時のミニコミ誌らしくほぼ手書きで一部写植、手書きの文字が美しい。
美しい手書き文字といえば"OHHO"だが、手書き文字が美しさも、ミニコミ誌の品格に繫がっていた時代だった。

秀美☆らんど 創刊号(表1)(150dpi)

表4には、他のミニコミ誌の広告が載っている。それぞれ、伝説のミニコミ誌といって良いだろう。
読者がまだ付いておらず原稿が集まらないミニコミ誌の創刊号などは、他のミニコミ誌のライターに原稿を依頼して誌面を埋めるのが常だった。
その結果、ここ"秀美☆らんど"表4にも広告の出ている"ちえみ♡どんたく"の加藤秀樹氏など"書ける"人の文章は、どのミニコミ誌にも載っていたりしたものだった。

秀美☆らんど 創刊号(表4)(150dpi)

秀美☆らんど・vol.1 1984年2月27日発行・第1巻第1号・通巻1号
編集人兼発行人・藤井淳
印刷・ナガセ印刷
定価¥250

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2015年8月 1日 (土)

ニッポン無責任時代VOL.8

新たに追加した「ミニコミ」のカテゴリー。
その嚆矢として選定した冊子。

同人誌と思われるそれは、とある方からいただいたものであったが、どういった同人に関係していたのか、は長らく不明であった。
ニッポン無責任時代(表1)

ニッポン無責任時代(表1)

152ページ+表1~4、平綴じオフセット印刷、というミニコミとしては豪華仕様。
数えてみたところ、寄稿者は12名。統一されたテーマはないようで、各々が書いた原稿を集めて綴られている。

その雑多な内容が、予備知識なくこの冊子を譲り受けた小生を困惑させた。小生もオリコン・ウィークリー誌の読者投稿欄である"オリコン通信"の投稿者であったこともあり、いくつかのミニコミ誌と関係があったりもしたが、その人脈とは異なる空間で活動していた人々、その拠り所いったいなんなのだろうか。唯一、この冊子をいただいた"とある方"のみが、異空間と小生を繋ぐ術であったのだが、その方はもうおらず、謎の冊子のままで小生の脳裏からも消えかけた2013年のある日。

WorldWideWebは、虚実をまぜこぜに我々に情報を送り込んで来るが、実の部分だけ拾うことができれば実に便利な道具である。
ネットサーフィン中にHolliday Recordsのページを見つけたときに、この冊子についての長年の疑問が氷解した。
表4の"Holliday Books"のロゴ。編集長の名。そのページには、この冊子を小生に譲ってくださった佐竹真喜雄氏の名も記されていた。
この冊子は、Holliday Records関係者の同人誌だったのであった。

小生にとっては、佐竹氏の形見の品となってしまった冊子。あらためてページをめくると、おそらく佐竹氏撮影の佐野量子女史の生写真と、近代映画社発行の畠田理恵写真集発売の告知チラシが挟まっていた。そのあたりは佐竹氏らしいところ。

毎年9月初頭に、佐竹氏の墓参に行く。大規模な墓地でさがしあてるのも大変だった墓所に、2007年からは迷わずに行きつくことができるようになった。2006年に墓参に行った際、区画がB-48であることに気づいたからだった。
佐竹氏らしいと皆で笑いあった。
AKにも意味があり、A○○○園K駐車場からB48区画を目指せばすぐに行くきつくことができる。ただしK駐車場に至るまでが困難ではあるが。
なお2008年行った際には、佐竹氏であれば"もうすでにAKB48には飽きているだろうな"というのが皆の一致した見解だった。

ニッポン無責任時代VOL.8
1988年7月発行
発行:Holliday Books
 編集長:渡辺勝彦
 副編集長:小泉 貴
       渡部誠司
印刷:しまや出版
定価14,800円

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