2017年3月18日 (土)

『夢からさめない』完全版資料集

今回紹介する品は、オリジナルビデオアニメーション『夢から、さめない。』の資料集、今回A3スキャナを導入し、満を持しての投入である。

発売されたOVAのタイトル表記は『夢から、さめない。』であったが、この資料集での表記は『夢からさめない』となっているため、本記事の表題は"『夢からさめない』完全版資料集"とした。

OVA『夢から、さめない。』の予約特典だったものと思われる。
A3コート紙片面カラーグラビア印刷、片面単色オフセット印刷のものを、二つ折りにしたものとなっている。

表1は、主人公である川原砂緒のバストアップ画像を配したものとなっている。コントラストから見て、セル画を使用したものと思われるのだが、本編でこのカットは使用されていないような気がする。
表4は、ほぼ全面に、VHD版のジャケットに使用されているイラストが配されている。原画は肉筆のイラストだと思われる。なお、ビデオ(VHSとβ)とレーザーディスク版のジャケットにはVHD版とは制服の色なども異なる全く別のイラスト画が使用されているが、そのイラストは、この資料集には掲載されていない。

現在では有名となったアニメーション製作会社である有限会社(当時)シャフトの製作したOVAであるが、その名は表4左下に控えめに掲載されている。

『夢からさめない』完全版資料集(表1-4)(150dpi)

表2-3が見開きで設定資料が書かれた部分となっている。

制服デザインの森伸之氏が、購入者に対して訴求力がある名前だったのであろう。
原作者の白倉由美女史や、脚本の川西蘭氏の解説が無いのは、購入者は知っていて当然という意図だったのであろうか。

なお、音楽の松尾一彦氏、作詞の秋元康氏、編曲の船山基紀氏は、1987年当時、既に名の知れた存在であった。

『夢からさめない』設定資料集(表2-3)(150dpi)

そして、ほぼ新人声優だった佐々木望氏は、後に人気アニメーションの主役を張るまでになった。
売れないアイドルだった佐野量子女史は、"笑っていいとも!"のレギュラーになり、女優としては国民的と言っていい映画シリーズで、重要な役を演じるまでになった。

作品としては、売れたとは言い難いが、配役の選定をした者には観る目があった、と言えるだろう。

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2005年7月 3日 (日)

『夢から、さめない。』

vhp68046

一昨年DVDで再発された本作。オリジナルは、VHS,ベータ,LD,VHDで発売されています。
小生が所持しているのはVHSおよびVHD。新品で購入したのはVHDのみでした。
ということで、VHDのジャケットを掲載します。

主人公の設定や“ポルノビデオ”といった言葉の使い方などに感じる違和感や不安定な台詞回しさえ、作品に鋭利だがこぼれやすい刃先のような印象を与えるための舞台装置であり、また、白倉女史の経歴を思わずにはいられなくさせてくれます。

このOVAの主題は、アルバム版『夢からさめない』のTR.10「告白する砂緒」の詞に集約されていると言えると考えます。
無為に時を過ごしつつある小生にとっても“時は過ぎてゆくのに”の台詞は他人事ではないのですが…。


夢から、さめない。
1987年2月21日発売

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